内部金融とは

内部金融とは、企業が経営活動を通じて内部で資金を調達することを指します。こうした資金の源泉として、積立金、準備金等の利益内部留保および減価償却の形で社内に留保されるものが中心になります。

金融といっても実際に資金のやり取りが実行されるものではなく、設備、在庫等の資産増加が内部留保および減価償却の増加に見合っている状態を内部金融が実行されているといいます。内部資金は安定的な資金であり、その充実は健全な企業経営にとって不可欠です。

また、内部貨幣とは政府が民間の有価証券を購入するなど民間部門の債権を見返りとして発行した貨幣を内部貨幣と呼称し、政府の債務を見返りとして発行した貨幣と区別します。内部貨幣は外部貨幣と異なり、民間部門にとって純資産とはなりません。

預貸金利ざや

預貸金利ざやとは、貸出金利回りと預金コスト(預金利息+経費率)の差額を呼称し、単に利ざやと呼ぶ場合はこの預貸金利ざやを指すことが多いようです。これは往来、資産の大半を占め預金が資金調達の殆どを占めており、この利ざやさえみれば銀行の収益動向の大筋が理解できたためです。

しかしその後、証券保有が増加し、資金の調達も多様化してきたため、銀行収益を総合的に把握しうる総資金利ざやが重視されました。ただ単純なだけに、銀行の経営体質を簡便にとらえるには便利な指標といえるでしょう。

金融業者の選び方